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和歌山県の不動産売却の実態

和歌山県の最新不動産事情

白良浜は、白い浜辺と白浜温泉で知られる。夏は海水浴客で大賑わい。

和歌山県は人口が全国40位の約98万人、面積が全国30位の都道府県です。持ち家比率は72.9%と高く、人口と比べると不動産の取引が活発に行われています。持ち家比率が高いほど、中古住宅も買い手が見つかりやすいので売り手にとっては良い都道府県と言えます。白良浜（しららはま）は、和歌山県西牟婁郡白浜町の鉛山湾沿岸に位置する砂浜である。石英の砂からなる白い浜辺と白浜温泉で知られる。夏は海水浴客で大賑わい。

和歌山県は人口が年々減少傾向にあり県庁所在地の和歌山市であってもその傾向は変わらず深刻な問題となっています。
隣接する大阪府への流出が原因となり歯止めがかからない状況です。
しかし、和歌山県内であっても人口を増加させている地域もあり、県北部にある岩出市や橋本市などは近隣都市へのベッドタウンとして人口増加を続けています。

和歌山県全体の実態

年間不動産取引件数

全体では地価が減少傾向にあるため、不動産売却は厳しい状況といってよいでしょう。
県庁所在地のある和歌山市であっても地価は減少傾向にあるため、下がりきる前の売却も選択肢として考えても良いと思われます。
一方岩出市や橋本市などのベッドタウンは下落幅は少なく、今後回復する可能性もあるため、
人口の増加している地域、地価が上昇している地域では動向に注視し売り時を判断するとよいでしょう。

全体の平均坪単価

和歌山県全体の平均坪単価は約20万円となります。
和歌山県の地域別坪単価は和歌山市が最も高く、約28万円、次いで海南市で18万円、有田市で約16万円となります。
他地域での坪単価は大きな差はなく、もっとも低い地域では東牟婁郡北山村で約2.5万円となります。

不動産取引傾向

和歌山県全体での不動産取引件数は年間約12000件となり、特に県庁所在地のある和歌山市で約3700件となり、1/3を占める形となります。
次いで白浜市で約1100件となり、取引が多い要因としては温泉地として有名なことが挙げられます。
取引数が多い地域では不動産価値が上がりやすいため、高額査定が期待できます。

物件種別別の市場傾向

■和歌山県の一戸建て査定価格傾向

一戸建て売却平均価格：1640万円

和歌山県全体では地価の減少が続いており、人口も京都、大阪への流出が続いている状況となります。
地価上昇がみられる地域は和歌山市、田辺市の一部地域と有田郡広川町で地価上昇が見れれます。
地価が好調な地域では今後も上昇が見込めるため、売り時が近いと考えてよいでしょう。
地価上昇の鍵としては人口の流出のストップになりますが、大規模な開発も考えられないため、
下がりきる前の売却も選択肢として考えてもよいでしょう。

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■和歌山県のマンション査定価格傾向

マンション売却平均価格：1260万円

和歌山県は持ち家率が人口の約7割となり、人口比率でみると不動産取引は盛んな傾向にありますが、
土地価格はバブル期と比べると平均116万円から、現在の坪平均約20万円へ約100万円近く下落しています。
人口の流出と並行し今後価格が上昇する可能性は低いのが現状でしょう。
和歌山県のマンション売買傾向は築年数20年以上の物件での取引傾向が高く、特にファ入り―向けの物件での取引が盛んな傾向にあります。
価格は築年数によって異なるものの、築20年ほどの場合1000～2000万円ほどとなります。
和歌山県でのマンション売却は全体では厳しい状況のため早めの行動が必要となるでしょう。

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■和歌山県の土地査定価格傾向

土地売却平均価格：1090万円

和歌山県の土地単価は平均約20万円で全都道府県中23位、上昇率は37位となります。
和歌山県内で最も高い和歌山市でも平均坪単価は28万円となり、現在減少を続けています。
また著しく地価が減少している地域もあり、県南部の太平洋沿岸部では東日本大震災の影響によって
減少割合が拡大しています。
現状和歌山県内の地価下落傾向は回復の兆しが見えず厳しい状況となるため、売却を検討している方は早めの相談をすることをお勧めいたします。

一方、今後価格上昇が見込める地域は岩出市や橋本市などのベッドタウンで、今後長期的な計画から売却を考えるのも一つの手でしょう。

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市区町村別、不動産売却情報

●和歌山市
和歌山市（わかやまし）は、近畿地方の南西部、和歌山県の北部に位置する市で、和歌山県の県庁所在地。江戸時代には御三家のひとつである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄え、「若山」とも表記された。
県の面積の約4%ほどだが、県人口の約40%が暮らしているプライメイトシティである。中核市に指定されている。

≪平均地価≫
8万3652円/m2

≪坪単価≫　
27万6536円/坪

≪売却平均価格≫
マンション：1104万円
一戸建て：1708万円

●田辺市
田辺市（たなべし）は、近畿地方の南部、和歌山県の中南部に位置する市である。
和歌山県中南部の中心地である。熊野古道の中辺路ルート、大辺路ルートの分岐点で、「口熊野」と称される。
現在の田辺市（新制）は、2005年5月1日に、田辺市（旧制）、龍神村、中辺路町、大塔村、本宮町の新設合併によって発足した。近畿の市の中では面積は最大である。

≪平均地価≫
3万9880円/m2

≪坪単価≫　
13万1835円/坪

≪売却平均価格≫
マンション：1035万円
一戸建て：1373万円

●橋本市
橋本市（はしもとし）は、和歌山県の最北端に位置する市である。紀の川中流に位置し、かつては材木運搬、高野山宿場町として栄えた。現在は大阪に一番近い和歌山通勤50分圏のベッドタウンとして人口が増えており、いわゆる和歌山府民が多いのも特徴である。

≪平均地価≫
3万7713円/m2

≪坪単価≫　
12万4671円/坪

≪売却平均価格≫
マンション：1035万円
一戸建て：1564万円