【RC造】

RCとは”Reinforced Concrete”つまり鉄筋コンクリート構造を略した言い方。地下室などによく用いられ、床や壁、天井などをコンクリートで形成させる工法。

【犬走り】

建物の外周部や軒下を石・砂利・コンクリートなどで敷き固め、雨水の跳ね返りを少なくし、建物の直接地面に接する部分を保護すること。

【アメニティ】

建物の空間や設備機能だけでなく、デザイン・周辺環境・社会的条件まで含めた、生活に結びつく快適さ、心地よさをいう。

【ＡＬＣ板】

蒸気処理をした軽量気泡コンクリートのこと。強くて硬い、熱を伝えにくい、湿気を調整するなど従来のコンクリートに比べ多くの利点を持つ。パネル状になっており床、壁、屋根などに利用されている。

【エクステリア】

住宅を構成する要素のうち、住宅の外にある設備や構造物などのこと。具体的には、庭、門や堀、フェンス、ガレージ、テラス、アプローチなど。

【オーナメント】

飾りとか装飾、装身具などのこと。デコレーションが単に「飾り付け」という意味合いなのに対して、オーナメントは周囲との調和の取れたデザインとしての意味が強い。

【アウトフレーム工法】

Out Frame工法、アウトポール。マンションの建築工法の一つで、ラーメン構造を構成する主要構造物である柱と梁を居住空間から外に出した設計工法のことを言います。さらに最近では、これまで天井部に設置されていた梁を、床スラブの上に移動させた「逆梁工法」を組み合わせた「アウトフレーム逆梁工法」も普及しています。

【青田売り】

もともとは「田圃がまだ青い状態（稲が十分に成熟していない状態）で、その収穫高を見越して米を売る」意味ですが、不動産業界においては、未完成の建物や宅地を販売することを言います。「売り建て」とも言います。

【居抜き】

建物内部の設備や家具、什器備品などを付けたままの状態で売買や賃貸借する不動産取引のことを言います。身近なところでは、レストラン、美容院、お店、旅館、工場などにおいて、営業用の設備、業務用の機器、装飾品など、不動産に経済的価値のあるものを付けたままで売買、転貸、賃借権の譲渡などとして行われています。またビルやマンションなどの売買において、中の賃借人が付いたまま売買されることを「居付き」と呼ばれています。

【違約金】

契約に定めた事項に違反した者が、相手方に対して支払う金銭のことを言います。民法において、「契約を違反した者は、その違反によって相手方が被った損害を賠償しなければならない」と定めています。（民法第415条）不動産の売買契約において、売主、買主のいずれかに契約違反が生じた場合には、違反した者に対して一定期間内に契約の履行を促し、それに応じられない場合に「売買契約の解除」が通告され、さらに違約金の支払いを請求することができる。

【内断熱工法】

住まいの快適な温熱環境を一定に保つためにおこなう工法です。外部からの熱を遮断し、建物内の暖かい空気が流出しないように「断熱」を適切に行う工法です。内断熱工法は、建物の構造の室内側の壁の内側に断熱材を充填していく工法で、従来から日本のほとんどの木造建築などで行われてきた断熱工法です。充填断熱工法とも言います。

【印紙税】

印紙税法にもとづき課税対象（課税物件）となる一定の課税文書に対して課される日本の税金のことを言います。

【液状化】

液状化現象とも言います。地盤がゆるく川や沼、海などを埋め立てた場所で起こることが多いです。地震などの振動によって地盤が液体状になり流れやすくなる現象のこと。液状化現象が発生すると、比重の大きいものが沈下したり、傾斜、倒壊したりする恐れがあります。また地中にあった下水管などの比重の軽いものが地表上に浮上してきたりします。